過去の選挙情報
- 投票日 2021年9月5日
茨城県知事選挙
- 定数/1 候補者数/2
候補者 |
動物愛護に関する情報 |
ペットの有無 |
その他 |
大井川 かずひこ 57歳
無所属 現職 茨城県知事 |
有り |
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田中 しげひろ |
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順不同
表に記する情報が見つからなかった候補者は名前のみ
大井川 かずひこ
2018年の記事ですが、「犬猫が殺処分されない優しい茨城県政へ」をテーマに動物愛護について考えるシンポジウムで、大井川現職候補は「殺処分される犬や猫を生み出さなためには、まず飼い主の意識改革が必要」と述べ、行政としても殺処分ゼロを目指して「適正飼育の啓発など、引き続き減少に努めたい」と改善に意欲を示しています。
茨城県のサイトを見ても、ここ3年間で「それなりに」殺処分を減らすための取り組みを行っていることが分かります。(それに対し現職候補がどれだけのリーダーシップを発揮したのかは未知数です)
他にも、「大井川和彦と公明党茨城県議会公明党とは、様々な県政の課題に新たな視点で果敢に挑戦する。」とあり、その中の項目に「犬猫の殺処分ゼロを目指し、動物愛護の拠点作りなどを通して、動物愛護を推進する。」ともあります。
一方でネガティブな記事も多数見つかりました。詳しい内容はリンクを用意しましたので、ぜひご覧になって、投票判断の参考にしてください。
ただ、個人的考えで少しフォローすると、ジンベイザメやパンダの件に関しては、政策カテゴリーに関しては「教育」「観光」の方向性だと思うので、殺処分ゼロをはじめとした「動物愛護政策」と単純に比較可能なのか?とは思います。無論「いのちあるものに使う予算」という観点ではその限りではありませんが。
それと住民訴訟に関しても、この訴訟の内容が茨城県に特化したものか?という意味では、この自治体に限ったことではないと思います。同じことが言える他の自治体がいくらでもあるからです。無論、「他も同じなんだから仕方ない」とはなりませんが。ただこういった住民訴訟の存在が「だから現職知事はだめなんだ!」と言い切れるほど材料なのかは未知数です。そもそも訴訟というのは「誰かに起こされたら、起こされた側は被告」なのです。それと裁判官が下す判決は別物だということです。
しかし、ひとつ確実に言えるのは、現地で動物たちのために必死に活動なさっている保護団体の方々と、この現職知事の言う「動物愛護」では、ずいぶんと温度差があるということです。その事実は数々のネガティブ記事から確実に読み取ることができます。
今回の選挙は一騎打ち。もう一方の田中しげひろ候補のことも調べましたが、公式サイトの「政策」のカテゴリーに、「これでもか!」といわんばかりの政策の数々が列挙されていましたが、残念ながら「動物愛護・動物福祉」に関しては影も形も見当たりませんでした。動物の「ど」の字もないです。よほど動物愛護や動物福祉には無関心な候補なのだと予測可能です。
大井川現職候補も「口ばかり」かもしれません、あるいは「動物愛護政策を人気取りていどにしか考えていない」かもしれません。しかし「動物愛護政策に全く無関心。そもそも、そういう政策カテゴリーがあること自体よく分かっていないかもしれない」対立候補(政治経験なし)よりは、「現状では少しはマシ」といった考え方も可能です。
そういう意味で二者択一の選挙である以上、動物愛護政策に爪痕ていどは残している現職候補の情報を掲載します。有権者の皆様のご参考にしていただければ幸いです。
ソース元:(10) 公益財団法人 動物環境・福祉協会Eva - 投稿 | Facebook [活動報告] 茨城県大井川知事 特別対談
ソース元:『 殺処分 』 ~ 動物愛護のシンポジウム ~ | 一般社団法人 恩送り
ソース元:大井川和彦茨城県知事と茨城県議会公明党の政策協定
ソース元:動物愛護/茨城県 令和元年度~3年度まで公表されたもの
ソース元:「収容犬にはお金をかけず130億円のジンベイザメ展示施設は本当に必要ですか?~茨城県」 - 「殺処分ゼロの先を目指す全国保健所一覧」
ソース元:動物愛護 え、裁判? : 明日に向けて
ソース元:【住民訴訟】のブログ記事検索結果|Ameba検索
ソース元:犬猫の殺処分「ゼロ」は見せかけ? 実は568匹処分 茨城県の独自基準を愛護団体が批判:東京新聞 TOKYO Web
ソース元:茨城県、「譲渡不適」の犬猫を殺処分数から除外 判断指針を作成 | 犬・猫との幸せな暮らしのためのペット情報サイト「sippo」
ソース元:茨城県、パンダ誘致と保護動物公示情報 : 明日に向けて
ソース元:田中 しげひろ 政策 | 2021 茨城県知事選挙候補