日経新聞 8/5 朝刊 社会面より
飼い主からペットに感染してしまうという事でしょう。
我が家にも飼い猫がいるので、帰宅後は徹底的に手洗いをしてから飼い猫に触れるようにしています。
それにしても、中国の報道。この報道が事実なら、この「中国」という国のこういう部分にはつくづくあきれ果てます。
そもそも人間のみならず、直接的、かつ間接的(保護猫活動への弊害など)に、動物にまで脅威となっているコロナウイルスを発生させた当の国にも関わらず、この有様です。
更に言うなれば、そのコロナウイルス発生の原因も「4本足のものは机と椅子以外、2本足のものは家族以外、飛ぶものは飛行機以外、水中のものは潜水艦以外、なんでも食べる!」ことが由来し、野生動物も扱う食料市場が発生源とも言われています。
ともあれ、他国のこととはいえ、このような最低な飼い主が減ることを祈ってやみません。
日経新聞 8/8 朝刊 社会面より
上野動物園では新しいジャイアントパンダ舎の「パンダのもり」を9月8日にオープンするらしいです。
旭川動物園で知られる、いわゆる「環境エンリッチメント」に配慮した形でしょう。
飼育スペースも2倍になるとのことで、動物園そのものの賛否はともかく、こういった取り組みが地価の高い都心の動物園にも広がるのは喜ばしいことだと思います。
日経新聞 8/22 夕刊 1面より
こんな形でもコロナの悪影響が及ぶのが悲しくてなりません。
この記事のNPO法人のいう「4~5月の引き取り依頼数の増加」が如何ほどで、かつ「コロナの影響」と確実に言い切れるほどの増加数なのかはハッキリとは分かりませんが(多かれ少なかれ、増減は毎月ある筈なので)、記事にあるような事例(手放す理由)は確実にあったという事なのでしょう。
失職した例はともかく、「在宅時間が増えて~」にあるような、生命の重さと後先を考える知能が足りない無計画、かつ無責任な人間はどの時代にも一定数居ますが、このような人間は啓発でどうにかなるとは個人的には到底思えないので、「まだまだ野放し状態」の生体販売業者も含め、何らかの法整備は必要だと思います。
日経新聞 8/22 夕刊 1面より
メダカで楽しむ分には大いに結構ですが、こういったヒト都合の生命体に対する軽率な倫理観が犬猫を始めとする高等知能動物にまで、「素人の趣味レベル」で及ばないことを願います。(商業レベルでは既に及んでいる訳ですが)
生態系に関しては、個人的には特に思うことはありません。
「生態系うんぬん」の考えそのものが、「種」に対する拘りで、「個」の生命への尊重が蔑ろにされる根源としか思えないからです。
2000年8月の和歌山混血ザル問題を始め、外来種を駆除してまで在来種を保護する行為の倫理学的な根拠が現時点ではあまり明確ではありません。そもそも突き詰めて考えれば、そんな根拠は無いに等しいでしょう。
無論、このようなメダカをどこぞのバカが川に放して、生態系が崩れることが望ましくない事自体に反対はしませんが。
日経新聞 9/2 夕刊 社会面より
日経新聞 9/8 夕刊 社会面より
餌やりをしている方々の気持ちがまったく分からないでもありません。
且つ「自然環境を破壊しまくり、動物たちの住みかも奪いまくった人間が、自分たちの環境美化を損なうから動物に餌を与えるな」という言い分も「何だかなぁ」とは思います。
(もちろん数百羽への餌やりは明らかに度を越えています)
しかし、こういった無責任な餌やり行為はきちんと手順を踏んで「地域猫活動」をされている方々の迷惑にもなります。
少しづつ市民権を得てきた地域猫活動ですが、まだまだ肩身の狭い思いをしています。
その上で、「ただ路上に餌をばら撒く」のとは根本的に違う、ここには書ききれない程の大変な活動をしているのです。
そもそも健康なハトなど野鳥は木の実を始め自身で餌にありつけるので、餌やりをせずとも餓死することはないと考えられます。
もちろんこのような餌付けをすれば、そこに群がりそれが習慣になります。
何より愚かなのは、わざわざ水道の取っ手を持参しマンションの水を拝借していたことでしょう。
水道代をケチったのでしょうか?。
せっかく条例に対応し路上掃除をしていたことが台無しです。
警察としても明らかに実質的な別件逮捕でしょうが、結局はこのようなアホらしい違法行為で逮捕された訳です。
そして新聞記事され、このザマです。
こういったメガトン級の愚行が、地域猫活動を熱心にされている方々のイメージを悪くしてしまいます。
「たかがイメージ」ではなく、餌やりはきちんと筋を通すことと同時に、周りの方々に与えるイメージもとても大切なのです。
そのイメージが最終的に地域猫たちの利害を左右することにもなるからです。
「動物がかわいそう」だと思うなら、他にもっとまっとうな方法で「できる事」はいくらでもあります。
ソース元:【不祥事】動物園職員、タヌキ5匹を山林に捨て厳重注意…「最良の解決策と」[R2/6/26] : 毎日動物速報
ソース元:クジャクのひな無断譲渡 長岡・悠久山小動物園職員を厳重注意 | 地域 | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア
長岡市長選挙のことを検索している際に見つけた今年の記事です。
長岡市が運営する悠久山小動物園で飼育していたタヌキ5匹を市内の山林に捨て、書類送検された同園の男性職員。その同一人物がその後にも、今度は同園のクジャクのひな無断譲渡したとして地元の新聞の記事にされています。
タヌキの件に関しては、不起訴処分とはいえ動物愛護法違反容疑で書類送検されています。不起訴の理由も嫌疑不十分ではなく起訴猶予といった形でしょう。少なくとも動物愛護法違反容疑で逮捕はされている訳で、「動物愛護法違反容疑で逮捕された前歴を持つ人間」を市が運営する動物園で飼育員として雇い続けることは、私の感覚では「非常識」に思います。「起訴猶予とはいえ、幼児虐待容疑で逮捕された前歴を持つ人間」を市が運営する幼児を扱う施設で雇っていたら問題でしょう。それと同じことだと思うのですが。
さらにこの男性職員は記事にある通り、その後も同園で管理する動物をめぐり不祥事を起こしています。その際も「厳重注意」だそうです。
一般企業で、起訴猶予とはいえ「業務上に関連する事柄で刑事法違反容疑」で逮捕、送検され、それが新聞記事になり。その数か月後に又もや「新聞記事になるレベルの業務上の不祥事」を起こしてしまったら「厳重注意」のみでは済まない気がします。
この2つを合わせれば懲戒解雇の事由としても通用しそうな気もするのですが。少なくとも「コラ!」の一言で済ませるべき事案ではないでしょう。
記事から察するに、同園では元々2匹のタヌキを飼育しており、そのタヌキの去勢の措置や分離飼育を怠り、結果5匹の子タヌキが産まれる。
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スペースの問題(飼育の手間も含むかもしれません)で、新たに生まれた2匹の子供を飼育し、それまで飼育していた父母両親タヌキ2匹と残りの3匹の子タヌキは「だったら山に捨てちゃえ!」と判断。
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動物園育ちの為、野生での生き方を知らない両親タヌキ2匹と3匹の子タヌキが山林にゴミみたいに捨てられ置き去りされる。計5匹の親子タヌキが餓死するまで山林をさまよい続けることになるかもしれない。
よくぞ5匹の親子タヌキを山林に放し、戸惑う親子タヌキ達に背を向け、その場を立ち去れたものです。きっとこの愚か者はその後家に帰り、のんびり風呂に浸かり、飯をたらふく食い、温かい布団の中で眠りについたのでしょう。
この男性職員は人間としても問題がある気がしてなりません。この職員は未だに同園でのうのうと勤務しているのでしょうか?。できれば動物には一切かかわらない人生を送って欲しいと切に願います。